にっぽんの不思議
日本という国は不思議だ。
そこに困っている人がいて、あ、それ聞いてくれたら答えれるなって思うのに、困ってる方も聞いてこないし、こっちも聞かれないからいいか、ってなったりする。
そして困ってる方も我慢して、これでもいいか、と諦める。
そんなことって、日常的にないだろうか?
聞けばいいのに。って客観的にみて思うのに、自分もきかなかったりする。
なぜだろう。
多分そうやって、人に手を差し出すことに慣れていないのだと思う。
余計なお節介かなと思って、関わろうとしないのだ。
海外だったら、どうだろう。
そこで周りの人が、自然に手を差し伸べているような気がする。
人に手を差し出すことが、日常的なことなのだ。
日本人て、どうしてこんなに縮こまってるんだろう?
海外に行ってもそう。
わからないことがあったら、つたない英語でも聞けばいいのに、なんだか話しかけられなくて、ちゃんと伝えられないんじゃないかって、あたふたする。
日本の観光地でもそう。
何人かに聞いたらわかりそうなのに、あの人に聞いてもわからなそうだし、あの人も知らなそうだし、誰に聞けばいいかわからないなと思って足を止めてしまう。
なるべく自分で調べて、解決しようとがんばる。
10人でもいいから聞いたらいいんだ。
そのなかの1人くらいは知ってるんじゃないか。
そう思うのに、そういう自分も頑張って自分で解決しようとする。
不思議だ。 臆病者っていうか。
人と人との関わり合いに、慣れてない感じ。
たぶん、この人との関わり合いに慣れる手段が、ヒッチハイクなのかな。
ヒッチハイクがいいっていうのはそういうことか。
そんなことを、大阪に向かうバスの中で、前の座席の男の子が、リクライニングを倒したいけど、やり方がわからなそうにしているのを見て思うのでした。
PS
結局その隣にいた男の子の友達が教えてあげてたみたい。よかった。
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