自分のベストな働き方ってなんだろう?
働くことを考えるとき、働く場所も大切だけど、「組織の中で自分がどういう役割を担うか」が特に重要なポイントだと思う。
ここが自分に適していると、仕事に対するやりがいがぐっと違ってくる気がする。
この記事の目次
日本の会社の問題点は個々の能力を無視していること
人には誰しも「得意なもの」と「不得意なもの」がある。
だけど日本の組織は、個々の能力を活かした人員配置をしようという意識が低い。
あくまで個々の能力は自分で見出し、その能力を発揮できるような地位や職を得るよう、自分で努力しなければならない。
でもここで問題なのは、自分がどういった能力に長けているのかを、わかっていない人が多いということ。
自分でそれがわかっていれば迷いなく進むことができるが、自分のことが分からないと、どこを目指して良いのかがわからず、路頭に迷ってしまう。
まずはそれぞれの能力を知る、そして能力を生かす環境を作る
まずは自分を知らなくちゃいけない。
自分を知るためには、より多くの人を知り、自分との違いを知ること。
私はこれをピースボートで経験し、自分のことがすごく理解できた。
でもこの方法は時間もお金もそれなりにかかる。
そこで手っ取り早い方法が、ストレングスファインダーという強み診断。
緻密に研究されたもので、的中率はこの記事で書いた通り。
自分の強みを知ると、どういった環境にいればその強みが生かせるのかがわかる。
そしてそれぞれの強みを他者と共有すれば、個々の能力を生かせる環境作りができるようになる。
個々の能力を組織としてサポートする
日本では「自分のことは自分で見出すのが当たり前」と思われているような気がする。
ところが日本人は、遠慮がちで臆病で、人と関わることが苦手なために、これがとても難しい。
だからこそ、各々が自分の能力を認識することを、組織としてサポートしていく必要があると思う。
会社がストレングスファインダーを受けることを促し、補助したらどう?
というのが私の考え。
そしてそれぞれの強みを、組織として管理する。
ただし診断を受けたくない人や結果を教えたくない人もいると思うので、強制してはいけないけどね。
「個別化」の高い人を人事にするのがおすすめ
それぞれの能力を理解したら「個別化」の資質が高い人を人員配置に当てると良いと思う。
個別化は、個々のユニークな能力を見出すことができる。
もちろん他にも必要な資質はあると思うけど、「足りないところは補い合う」ということを忘れなければ大丈夫。
これからは「個」を生かす時代。
年齢や経験年数を重視する年功序列制度は、早くやめてしまえば良いと思う。
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