日本は幸せ?不幸せ?〜世界幸福度ランキングと幸福度調査から考えてみた〜

しおり
こんにちは。地球一周ナースブロガーしおりです。今回は「日本は幸せ?不幸せ?〜世界幸福度ランキングと幸福度調査から考えてみた〜」です。

日本は幸せ?不幸せ?〜世界幸福度ランキングと幸福度調査から考えてみた〜

 

このブログではテーマを「不幸せな日本に幸せを届けたい」としているのですが、最近ゲストハウスのお客さんにこんな風に聞かれ、ハッとすることがありました。

 

お客さん
日本て不幸せなの?

 

私はピースボートでの地球一周の旅を経て、海外の人々の笑顔、日本の都市で行き交う人々の笑顔のなさに気づき、

「日本はなんて不幸せなんだろう」

と感じていました。

 

海外へ行った経験のある人は、同じように感じたことがあるかもしれません。

 

日本人は不幸せなのか?じっくりと考えてみた

彼女はこんな風にも話しました。

お客さん
私も海外から帰った時は、本当に日本が大嫌いだった。でも今は日本が大好き。海外の人の中にも、アジア人に対してひどい扱いをしてくる人はいるし、幸せな人ばかりじゃないよね。

 

これを聞いて、「そうか!」と思いました。

 

確かに私が見ていた海外の人々の笑顔は、あくまで一部の人。

同じように日本人が不幸せだという考えも、ごく偏った一面を見ていたのかもしれないと思いました。

 

もしかしたら旅先で出会った海外の人たちの笑顔は、素敵な町に住んでいた人だからこその笑顔だったかもしれないし、海外の観光客に向けた、とびきりのスマイルだったのかもしれない。

 

一方で日本の都市で街を歩く人々は、“理由もなく人に微笑みかける習慣がない”という、単なる日本人の特徴だったのかもしれない。

 

そう思うと、日本は一概に、“不幸せ”とは言えないのかもしれないと思い、

「日本は幸せなのか?」

という問いについて、真剣に考えてみることにしました。

 

世界の幸福度ランキングから考える

こちらの記事を参考に考えてみました。

>>「世界幸福度ランキング」日本は54位に後退、上位の国にあるのは“幸福”ではなく“祝福”?

 

この調査では、「幸福度ランキングはあくまで主観的な調査であり、文化の違いが影響する」と述べています。

しかし考え方の文化的違いがあるとは言っても、幸福度を「0」〜「10」の数字で表した時に、日本人の多くが「5」と回答することは、日本の生活水準の高さから考えても、他の国に比べてかなり控えめな印象を受けます。

 

日本人は幸せだけど、控えめな性格だから幸福度が低いのだろうか?

もう少し自信を持って、私は幸せ!と言えないのはどうしてなんだろう?

 

日本の幸福度調査から考える

ネットで面白い調査結果があったのでこれをもとに考えてみました。

▶幸福度調査』~どんな人が幸せなのか? – 第一生命保険

図を引用↓

この調査は30歳以上を対象として行われているので、若い人が答えた場合は少し回答が変化するかもしれません。

それでも多くの人が、幸福度は「健康」「経済的ゆとり」「家族関係」によって左右されると回答しており、この3つが幸福度を考えるに当たって重要な要素だとわかります。

 

この3つに関して、それぞれ日本と海外の違いを考えてみました。

「健康」に関して

日本の社会保障制度が充実していることを考えると、日本人は他国と比べて「健康」に関して満たされていると考えました。

世界の健康寿命ランキングを調べてみると、日本は2位とトップクラスでした。(>>こちらの記事

 

しかし一方で、平均寿命と健康寿命の差は10年と長く、寿命が長くなるために起こっている健康の問題はあるのかもしれません。

また自殺率が高く、うつ病と診断される人が増えているため、健康の中でも「心の問題」は大きく関わっていると考えられます。

 

「経済的ゆとり」に関して

2014年の厚労省調査の結果:こちらの記事から引用

上の図の「年代別の幸福度」を見ると、年齢を増すほど幸福度が上がっているのがわかります。

これは若い時は消費活動が盛んな一方で、日本では年功序列制度を導入しているところが多いために、若者の年収が圧倒的に低く、経済的にゆとりがない人が多いためだと思われます。

一方で年齢が増すに連れて幸福度が高くなるのは、消費活動が停滞する一方で収入が上がり、経済的にゆとりがでてくるためだと考えられます。

 

「家族関係」について

家族の仲の良さについてわかりやすい資料が見つかりませんでしたが、夫婦間の仲の良さを示した調査を参考に考えてみます。

▶【ランキング】世界の夫や妻を愛する人が多い国。1位はブラジルやメキシコ、南アフリカ。日本は下から3番目?

調査した国のうち、日本はワースト3と、日本人の夫婦が他国と比べて仲が悪いことがわかりました。

テレビなどで目にする海外の夫婦や家族は仲の良く、日本では考えられないくらいの愛情表現があります。

日本人は人目を気にしていたり、愛情表現を恥ずかしがったりするために、身近な人からの愛情を感じにくいのだと考えられます。

 

マズローの欲求5段階説から考える

もう一つ、有名なマズローの欲求5段階説からも考えてみました。

この理論は、「人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求を欲するとされる。」というもので、以下の図に表されます。

 

マズローの欲求5段階説の図:こちらのサイトから引用

おそらく日本人は、食べるものに困ることは少なく、働きすぎや、周囲の環境による強いストレスで妨害されたりしない限りは、他国に比べて生理的欲求「食べたい、飲みたい、寝たいなど」は満たされていると考えられます。

同じように、安全欲求「雨風をしのぐ家・健康など」に関しても、満たされている人が多いでしょう。

一方で、社会的欲求集団に属す、仲間が欲しくなるが他国に比べ満たされていない人が多いというのが私の考えです。

 

集団」には色々ありますが、基本的には一番身近なものが「家族」。

しかし日本人は今、家族同士の繋がりが希薄になっているために社会的欲求が満たされず、幸福度が低くなってしまっているのです。

家族仲が良い、または、家族以外の繋がりで自分の居場所を見つけていると、幸福度が高くなると考えられます。

 

結論:日本は高い生活水準の割には不幸せな人が多い

これらのことを踏まえて、日本人は高い生活水準の割には不幸せに感じている人が多いと判断しました。

もちろん幸せな人もいると思います。

しかし他の国と比べて豊かで健康的な生活を育んでいることは間違いないのに、「自分は幸せだ」と感じる人が少ないというのはとても悲しいことです。

 

人によって「幸せ」を求めるに当たってかけている部分は違うかもしれませんが、

改めて今の日本に必要なのは「生活水準をあげること」や「経済的発展を目指すこと」ではなく、「人と人とのつながり」を求めていくことだと感じました。

 

 

 

 

真面目に考えてみたらどこかに提出するレポート記事のようになってしまった(笑)

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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5 COMMENTS

ΝΤΕΤΕΚΤΙΒ

That is a good tip particularly to those new to the blogosphere.
Brief but very accurate information… Thanks for sharing this one.
A must read article!

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