雇用(失業)保険の給付制限中に長期旅行を検討中の人へ

しおり
こんにちは!昨年ピースボート乗船しましたしおりです。今回は「雇用(失業)保険の給付制限中に長期旅行を検討中の人へ」です。

雇用(失業)保険の給付制限中に長期旅行を検討中の人へ

 

会社を退職して長期旅行を計画中の人は雇用保険(失業保険)をもらおうと考えている人が多いのではないでしょうか。

私も退職後に失業保険について調べたのですが、わかりやすい説明がなかなかなく・・・・

結果、よくわからないまま何の手続きもせずにピースボートに乗船しました。

 

自己都合退職の場合、失業給付がもらえるまでに3ヶ月の給付制限期間があるのですが、その期間を旅行中に終えられたらいいですよね。

でもそんなこと可能なんだろうか?

 

というわけで失業保険の仕組みを散々調べて検証してみたので、

失業保険制度の仕組みと共に解説したいと思います。

 

最大84日間であれば旅行中に給付制限を過ごすことは可能。それ以上は難しい

検証した結果、こういう結論に至りました。

 

給付制限中の3ヶ月間は全く求職活動が必要ない訳ではなく、「初回認定」と「雇用保険説明会の初回講習」に行く必要があります。

この日程は雇用保険の手続きをした時点で指定されてしまうので、変更ができません。

 

私の場合はピースボートで104日間の世界一周と、84日間を大きく超えていたので、給付制限期間を旅行中に過ごすことはできなかったというわけです。

ピースボートの場合は100日前後の旅なので、基本的には難しいということになりますね。

(嘘をついて認定日をずらす人もいるみたいですが、基本的には認定日の変更は認められません。)

 

しかし日程をうまく調整すれば、最大84日間は給付制限期間を旅行で過ごすことは可能です。

ピースボートクルーズで言えば、ミドルクルーズ(約50日間)であれば給付制限期間を過ごすことは可能ということです。

 

具体的には以下で説明していきます。

失業(雇用)保険制度を利用する流れ

退職後〜給付制限までの流れ

退職

  ↓約1週間

「離職票」が届く

ハローワークに申請「受給資格決定日」

   ↓7日間の待機

給付制限(3ヶ月)開始

 

会社を退職すると、約1週間ほどで会社から離職票が送られてきます。

その離職票を持ってハローワークに行き、「求職申し込み」の手続きをします。この日を「受給資格決定日」と言います。

「受給資格決定日」から7日間、「待機」の期間があります。

「待機」が満了した翌日から、3ヶ月の待機期間である「給付制限」が始まります。

 

3ヶ月の給付制限中の流れ

給付制限開始

  ↓︎(恐らく)10日以内

「雇用保険説明会及び初回講習」

   ↓給付制限開始から2−3週間︎

「初回認定」

 

給付制限開始後、目安として10日以内に「雇用保険説明会及び初回講習」があります。

その後、給付制限開始から2ー3週間後に「初回認定」があります。

 

また、加えて給付制限終了後初めての給付認定日までに、「3回の就職活動実績」が必要になりますが、

 

「雇用保険説明会及び初回講習」は1回の実績にカウントされるので、残り2回必要です。

 

「雇用保険説明会及び初回講習」

雇用保険の申請をしてまず始めに行くのが「雇用保険説明会及び初回講習」になります。

雇用保険の仕組みについての説明を受ける場であり、会場で話を聞いているだけで大丈夫です。

地域によって多少の差はあるかもしれませんが、月3回程度行われているそうなので、10日に1回は開催されていると思っていいと思います。

この講習の参加は必須ですので、日程変更はできません。

 

「初回認定日」

初回認定日は申請した日(受給資格決定日)から約3ー4週間後になります。

ハローワークの規模によっては認定する曜日が決まっている場合があります。

初回認定日から12週間後の同じ曜日に初回の給付認定があり、その後4週間おき給付認定があります。

認定日を予め知りたい場合は、申請前に電話で初回認定日を確認することができるので、

申請から3−4週間後の平日に外せない用事がある場合や、避けたい曜日がある場合は、事前に電話で確認してから申請へ行くことをおすすめします。

 

給付制限終了〜初回給付認定日までの流れ

給付制限終了

   ↓10日前後︎

初回給付認定日

 

給付制限中から初回の認定日までには3回の就職活動実績が必要なので、給付制限中に実績を作れなかった場合は、就職活動実績を作る必要があります。

目安として給付制限終了から約10日前後で初回給付認定日が来ることになります。

 

Q初めの「3回の就職活動実績」は給付制限中にやるべき?

給付制限期間中に行く「雇用保険説明会及び初回講習」が就職活動実績1回分になるので、

給付制限終了後初めての認定日までにあと2回の就職活動実績が必要になります。

基本的に給付制限が終了してから初回の給付認定日までは10日前後の余裕ができるはずなので、必ずしも給付制限中に実績を作る必要はありません。

ただし給付制限中に長期旅行を考えているのであれば、初回認定までに3回の実績を済ませておくことをおすすめします。

 

初回給付認定日以降の流れ

初回認定日

  ↓︎4週間

2回目の認定日

  ↓︎4週間︎

3回目の認定日

  ↓︎4週間

4回目の認定日

 

初回認定日が終わったら、その後4週間毎に認定日があります。

次の認定日までには、最低2回の就職活動実績が必要です。

これを繰り返すことで、失業給付の条件を満たすことができます。

勤めていた期間が10年未満の場合は、4回目の認定日が最後の認定日になります。

※給付期間中に4時間以上の労働をした場合は給付が先送りになるので、5回目の認定日が必要なこともある

 

Q初回給付認定日をずらすことは可能なのか?

認定日をずらせば84日以上の長期旅行が可能になる、と考える人もいるかもしれません。

しかし認定日を変更するには、事前にハローワークに連絡する必要があり、「やむを得ない理由」があり、「その事実を証明するもの」が必要になります。

やむを得ない理由の一例
  • 就職
  • 面接や選考、採用試験、国家試験
  • 働くことができない病気や怪我
  • 本人の婚姻
  • 親族の看護、死亡、婚姻
  • 青年海外協力隊

旅行などが理由の場合は認められないので、基本的には認定日の変更は難しいと考えておいた方がいいです。

 

旅行を計画するなら初回認定日〜初回給付認定日まで

何もしなくてもいい期間は初回認定日〜初回給付認定日までの12週間(84日間)。

長期旅行を計画するのであればこの間がおすすめです。

ただし繰り返しになりますが初回給付認定日までに「雇用保険説明会の初回講習」以外に就職活動実績を2回作っておくことは忘れないように。

この条件を満たせば、旅行から帰った時にできるだけ早く失業給付を受けることができます。

 

給付制限期間に長期旅行を考えている人への注意点

この方法を利用して長期旅行などを検討中の人は、退職後に旅行へ出る前に初回認定を必ず終わらせる必要があります。

退職してから初回認定までは、

  • 離職票をもらうのに約1週間
  • ハローワークに申請してから認定日まで約3−4週間

 

という期間がかかるので、退職日から最低でも5週間開けて、旅行の日程を組むようにしましょう。

旅行の日程がずらせない場合は、旅行の出発日から逆算して退職日を決定する必要があります。

旅行前ギリギリまで働いていた場合はこの方法は使えないので、注意してください。

 

以上、雇用(失業)保険の給付制限中に旅行を検討している人に向けたお役立ち情報でした〜

 

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