ちきりんに学ぶ!通勤時間て無駄じゃない?
世界一周から帰ってきて以降、世の中に溢れる“ムダ”が、いろんなところで目につくようになった。
今までは当たり前だったことが、よく考えたらいらなくない?という視点が敏感になったんだと思う。
その中の一つが「通勤時間」。
特に荒れた天気が多かった冬、雪国の富山県民は本当にうんざりしただろうし、「通勤時間も給料に反映させてくれよ」と思った人はたくさんいたんじゃないかな。
そんな中見つけたちきりんさんの記事。
面白かったので紹介します。
通勤時間なんてムダ!通勤手当は廃止すべき
まずはこちらの記事を読んでね↓
一部抜粋↓
首都圏で働く多くの人が、片道でも1時間、時には1時間半や2時間など、全員合わせれば膨大とも言える時間を通勤に費やしてる。
(中略)
このひどい通勤事情をさらに悪化させているのが、会社が通勤手当を払うという制度です。
A)会社から2駅のA駅近くに住むと家賃は10万円だが、通勤定期代は月3千円、通勤時間は15分
B)その駅から10駅(合計12駅)離れた郊外のB駅に住むと、家賃は8万円になるが、通勤定期代は1万円、通勤時間は1時間5分になる
という場合、会社が通勤手当を支給すると、B駅在住の方が実質的な生活費が2万円増えるんだよね。
(両方とも通勤定期代の負担はゼロ。ただし家賃負担がB駅選択の方が2万円安いため)
(中略)
具体的には、まずは通勤手当を止めたらいーんじゃないでしょうか。
会社が通勤手当の2万円を給与として払えば、Bさんは間違いなく、もっと近くに住もうと考えます。会社の負担額もBさんの生活費も変わらないのに、Bさんの通勤時間は短くなる。
これは、社員を遠くに済ませるための通勤手当という制度を廃止すれば、全員が得するってことを意味します。
いつも面白くて感服してしまうこのアイディア・・・なるほど!
確かに人はお金に不安があると、どうしても“安さ”を求めてしまい、“時間”の大切さを忘れてしまう。
今の通勤手当という制度はどこに住んでも必要な分の通勤費を負担してくれる制度だから、なるべく家賃の安いところに住もうという思考になってしまう。
つまり、居住地を考えるにあたり、“時間”という条件を軽視してしまう制度だ。
これに対しちきりんさんの案だと、職場からどの距離に住もうと通勤手当は一定。
だから、職場からなるべく近くに住んだ方が、実際にかかる通勤費も安くすみ、時間も短縮できることになる。
もし職場から離れた場所に住みたいという人がいても、その分通勤に時間とお金をかける道を自ら選ぶんだから、誰も損することにはならない。
すごくいい案だよね!
都心に関わらず、この案を採用して欲しいと思う!
そもそも毎日通勤する必要、ある?
都会に行った時通勤ラッシュを見て思ったのが、そもそも会社員は毎日通勤する必要あるのかな?ということ。
確かに仕事内容によっては、会社に来ないとできないこともある。
だけど、主にパソコンで仕事をするのであれば、場所にこだわる必要はないはず。
ちょっとした連絡やミーティングなら、オンライン上でもできるだろうし。
実際に集まってやるべき時は会社に行けばいいけど、自宅勤務でもできる仕事ってたくさんあるんじゃないかな?
自宅では集中できない人は会社に行ったらいいし、自宅に限らずカフェを利用するなど、気分転換を測りながら仕事をすることもできる。
こんなふうに働く場所を自由に選択できるようになれば、通勤時間を減らすこともできるし、状況に応じて自分にあった環境で働くことができる。
つまり、生産性アップにも繋げることができるのだ。
働く時間を自由に選んで通勤ラッシュから逃れよう
場所と同じく、働く時間ももっと自由にしたらいいと思う。
通勤ラッシュって、みんなが働く時間を同じような時間に設定するから起こるんでしょ?
みんなが仕事の開始時間を少しずつずらせば、ひどい満員電車の中で通勤したり、交通渋滞に巻き込まれる必要はなくなるんじゃないだろうか。
朝が早い人は早い時間から働いたらいいし、朝が苦手な人はゆっくり会社にいけばいい。
みんなで同じ時間に仕事を始める必要はないと思う。
働き方を柔軟に!これからの時代はもっと自由に働こう
もしかしたらこんな考えを目新しく思う人もいるかもしれないけど、実際に世の中の働き方はどんどん自由になってきている。
こういった自由な働き方を採用している会社は既にあるし、多分これからも増えていくと思う。
時代に合わせて柔軟に変化させていかないと、それこそ取り残されてしまうし、働く人も離れていく。
変わることに躊躇していてはいけない。
どんどん変えて、どんどん面白い社会にしていったら、ワクワクするような未来が待っている気がする。
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